設立にあたって

2014年10月31日、「一般財団法人ベネッセこども基金」を設立、2015年4月1日に内閣府の認定をいただき、公益財団法人に移行いたしました。

当財団は、未来ある子どもたちが、安心して学習に取り組める環境のもとで自ら可能性を広げられる社会を目指して、長期・継続的に活動を行ってまいります。

財団の活動にあたっては、子どもを取り巻く多様な課題に対して、公益性の高い活動を継続的に実行していく体制づくりとして、子どもの育ちや学びなどの領域で知見を持たれる有識者の方々にご参画いただきました。

子どもたちには、自ら学ぼう、伸びようとする力があります。その力が十分に発揮できるよう、安心・安全な環境づくりや多様な学びの機会の提供に、社会で志を同じくする方々とも連携しながら取り組んでまいりたいと思います。

公益財団法人ベネッセこども基金

理事長(設立時)・名誉顧問 小林 登(こばやし のぼる)東京大学名誉教授、日本子ども学会名誉理事長

私は、長年にわたり、小児科医として子どもたちに関わってきました。近年、子どもたちを取り巻く環境はより複雑になっています。育児・保育・教育などの問題を総合的に捉えた「子ども学」を提唱し活動してまいりましたのも、保育・教育現場の方々、保護者、研究者など、子どもの問題に関わるすべての人たちがその垣根を越えて、また社会全体で取り組んでいくべきテーマであるとの思いからでした。

「子どもは未来である。子どもはやさしさの中で育ち、育てられる。私たちは、やさしい社会をつくらなければならない」と私は考えています。

スウェーデンの教育者エレン・ケイは著書『子どもの世紀』の中で「20世紀こそは児童の世紀として子どもが幸せに育つことのできる平和な社会を築くべき時代である」と述べましたが、その世界はまだ実現していません。21世紀こそ、そういう世界になっていくように、力を尽くしてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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