活動実績
【都立高島高校】で『心のバリアフリー』を学ぶゲーム型ワークショップの授業を実施しました!
都立高島高校で、『心のバリアフリー』を学ぶ授業を実施しました!
東京大学先端科学技術研究センターの星加先生、飯野先生が開発したゲーム型ワークショップ
このワークショップは、もともと学校の授業で実施するために開発されたそうですが、最近では、内閣府がまとめている"「心のバリアフリー」に向けた汎用性のある研修プログラム"として公開されたこともあり、企業などで多く実施されています。今回は、高校生がどんなことを感じるのか、授業にはどんなふうに取り組むかを知りたく、高島高校の大畑先生にご協力いただき、3年生の教養社会の時間で17人の生徒に向けて授業を実施していただきました。
内容は、障害がある人の疑似体験プログラムの一種ですが、車いすに乗ったり、目隠しして歩いたりする身体機能についての体験ではありません。チーム対抗でのクイズ大会です。チームで問題の答えを考え、ホワイトボードに記入して「いざ勝負!」。さあどのチームの回答が正しいでしょうか!?
この先この記事を読んだ方が、このワークショップの体験をすることになった場合にネタバレになってしまうとよくないので、これ以上の詳細は書けないのですが、生徒が本気で取り組み、「心のバリアフリー」について考えるきっかけとなる授業でした。興味をお持ちの方は、星加先生の研究室にお問い合わせください。
ベネッセこども基金は、「よりよい社会を実現するためには、子どもたちが一人ひとりの個性やよさを活かし、さまざまな立場や価値観の違いを超えて相互理解を深め、協働していく力」が必要であると考え、子どもたちがこの力をつけられるような学びのプログラムの開発や普及をテーマの1つとしています。今回の授業で学んだことを踏まえて、この先も活動していきたいと思います。