公益財団法人ベネッセこども基金

活動実績

<交流会開催>2020年度 経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成団体

経済的困難を抱える子どもの学び支援

オンライン交流会の様子

当財団では毎年、助成テーマごとに団体交流会を実施しています。支援活動に取り組む団体同士がゆるやかにつながり、子どもたちの支援活動や団体運営などの情報交換を行うことで、より子どもたちのQOL向上につながる支援を目指しています。

開催日:2020年7月16日(木)14:00~17:00
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、初のオンラインによる開催となりました。

対象:2020年度経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成団体
特定非営利活動法人 暮らしづくりネットワーク北芝(大阪)
特定非営利活動法人 サンカクシャ(東京)
特定非営利活動法人 チャイボラ(東京)
特定非営利活動法人 TEDIC(宮城)
認定特定非営利活動法人 ふじみの国際交流センター(埼玉)
特定非営利活動法人 ユースコミュニティー(東京)

参加人数:14名

プログラム
  前半:事務局長挨拶/当財団助成についてご説明
  後半:各団体事業内容の共有および質疑

コロナ禍による活動への影響

新型コロナウイルス感染症を予防するため、ほとんどの団体は対面支援を停止せざるを得ない状況になりました。直接会うことができない状況下で子どもとのつながりを保つため「ICTを活用した支援」「3密を避けたアウトリーチ支援」などの対応策が披露されました。オンラインの方が積極的に発言ができる子どももいるなど、新しい日常における子どもの変化も伺い知ることができました。

資金、人員の確保が共通課題

各団体発表後の質疑応答では、「資金調達を行うための具体的な工夫点は」「ボランティアの確保と継続してもらうためにどんな施策を行っているのか」など、資金や人員に関する質疑が多く聞かれました。
当財団は助成事業のほかに、自主事業として団体が抱えている共通課題の解決モデルづくりにも取り組んでいます。今回伺った内容も参考にしながら、効果的な課題解決の方法も模索していきたいと思っています。

支援団体同士がゆるやかにつながれるように

経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成は、自立的な事業継続や新たな事業へのチャレンジのため、中長期視点で取り組む事業に対し複数年(最大3か年)の助成を実施してます。今回参加の6団体に加えて、昨年度から活動を開始している7団体と合同で、秋にも交流イベントを開催する予定です。3年間一緒に活動していく仲間として横の関係を継続し、団体の皆様の活動に少しでも有益となる機会を提供できるように活動していきます。

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