公益財団法人ベネッセこども基金

活動実績

『メセナアワード2021』贈呈式レポート ちびっこおえかきコンテスト

よりよい社会づくりにつながる学び支援

公益財団法人ベネッセこども基金の取り組みである「親子でチャレンジ国際理解!ちびっこおえかきコンテスト」が、「メセナアワード 2021」の優秀賞「ステイホームでもおえかき賞」を受賞し、贈呈式に出席しました。

受賞者の皆様 写真右端:当財団 福原副理事長


11月25日に都内で行われた贈呈式では、事務局長 小松より「ちびっこおえかきコンテスト」の概要について発表し、福原副理事長が登壇し表彰状とトロフィーを授与いただきました。

賞状を授与される福原副理事長


御礼挨拶―福原副理事長

この度は栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。
ベネッセに関連して申し上げますと、今回3度目の受賞となります。特に、2006年のメセナ大賞「香川県直島での継続的なアート活動」(株式会社ベネッセコーポレーション/財団法人直島福武美術館財団)をいただいた際には、直島など3つの島で展開していたアート活動が、2010年には12の島に広がり、瀬戸内国際芸術祭を開催するに至りました。大賞受賞を機に大きく飛躍を遂げることができました。改めまして感謝申し上げます。

そして、今回優秀賞をいただいた「ちびっこおえかきコンテスト」は、共催実施しているNPO法人グッドネーバーズ・ジャパンのご協力をはじめ、たくさんの子ども達の参加を支援してくださった園の先生方、子どもと一緒に取り組んでくださった保護者の方々、応募作品の審査してくださった審査員の方々など、たくさんの方のご協力のもと成り立つイベントです。ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。

ベネッセこども基金は経済的な困難や病気や障がいを抱える子どもなど、様々な困難に立ち向かう子どもたちの支援を目指して2014年に設立いたしました。子どもたちが国際的な社会課題に触れ、保護者と一緒に考え、自分の想いや応援の気持ちを絵で表現する素晴らしい企画です。今後もよりより事業を実施できるように活動していきます。本日は誠にありがとうございました。

御礼のスピーチを述べる福原副事長



「ちびっこおえかきコンテスト」概要説明と御礼―小松事務局長

ちびっこおえかきコンテストの概要の説明と、第8回の最優秀賞・優秀賞の作品を紹介したうえで、以下の思いを伝えました。

絵画コンテストでありながら、絵の上手さではなく「描く」過程を大切にしているのがユニークであること、 子どもたちへ海外の問題を身近に感じるきっかけを与え、絵画表現を通して気づきを深める機会を提供している、との評価から今回の優秀賞受賞の運びとなりました。私たちが大切にしてきた点を評価いただき、大変嬉しく思います。これからも未来ある子どもたちが安心して自らの可能性を広げられる社会の実現を目指して、事業に取り組んで参りたいと思います。

ちびっこおえかきコンテストについて発表する小松事務局長

当日の模様はYouTube、Vimeoのアーカイブでご覧いただけます
(YouTube)https://youtu.be/4MBxZCnHl7U
(Vimeo)https://vimeo.com/643383439/df81678c10



「メセナアワード」は、企業によるメセナ(芸術⽂化振興による豊かな社会創造)の充実と社会からの関⼼を⾼めることを⽬的に、企業メセナ協議会により 1991 年に創設されました。以来、前年度に実施されたメセナ活動を対象に選考および表彰が⾏われています。

プレスリリース:『メセナアワード2021』受賞7活動決定

「メセナアワード」ウェブサイト

「This is MECENAT」ウェブサイト

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