活動実績
『HEnDA』 高校生英語ディベート大会の世界大会に向けて
『HEnDA』高校生英語ディベート大会の世界大会に向けた日本代表チームの結団式の様子をリポートします。
ベネッセこども基金では、「よりよい社会づくりにつながる学び支援」を活動の一つに掲げております。今後、子どもたちに必要な、地域やコミュニティに主体的に関わり、社会をよりよくしていく一員としての役割を果たす力を育むために、高校生英語ディベート世界大会への派遣などを支援しています。
8月7日に、高校生英語ディベート大会の世界大会が開幕しました。66か国が参加した中、日本チームは目標のひとつであった予選トーナメント突破を見事達成しました。決勝トーナメントでは第1回戦で強豪アイルランドに敗れましたが、世界大会2年連続ブレイクという好成績を収めました。
大会前日に、高校生英語ディベート大会の世界大会に向けた日本代表チームの結団式が行われ、ベネッセこども基金は選手団の応援に向かいました。代表選手らが大会に向けた意気込みをコーチや保護者の方に伝え、世界大会に向けて士気を高めた様子をリポートいたします。
チームジャパンキャプテンの貴田選手は、昨年度に続き2年連続の代表入りをしています。 「練習試合を繰り返しながら課題を見つけ、それらは短期的または中長期的に解決できるのかを整理し、適切に目標を設定するように心がけてきました。昨年度は予選突破できたものの、決勝トーナメントでは惜しくも初戦敗退でした。今年は、他の大会での結果がよく、昨年度よりよい成績が残せるとの期待の声を受けているので、その期待に応えたいです。」と意気込みを伝えてくれました。
副キャプテンの鳴神選手は、「ディベートはチームスポーツなので、副キャプテンとして、自分を含めた高校2年生の3人と先輩2人の架け橋になり、コミュニケーションを円滑にすることを心がけています。昨年度よりよい成績を残せるという期待の声にプレッシャーも感じますが、精いっぱい頑張りたいです。」と意気込みました。
江口選手は、代表として選ばれた喜びを語りながら、「個人でどう戦うかよりもチームにどう貢献できるかを意識しています。練習試合でも、今勝つことよりも世界大会でどう勝つかを念頭に置いてきました。」と視野の広さを伺わせました。
坪田選手も、大会に対する意気込みを語りながら、「ディベートは競技人口が少ないので、私たちが活躍することで競技人口を増やし日本のディベート界を盛り上げたいです。ディベートは、社会問題を取りあげながら世界の人とよりよい未来について話し合うことができる、とてもよい競技です。」とディベートのよさを語りました。在学している学校でも、後輩たちによい刺激を与えているそうです。
沈選手は、「中学からずっと日本代表選手に選ばれることが目標だったのでとても嬉しいです。試合では、相手の主張を受け止めながら自分たちの主張と比較衡量させ、お互いにとってよい提案をしていきたいです。」と意気込みました。今回のチームTシャツをデザインしたアーティストでもあります。
毎試合の力強いパフォーマンスで私たちに感動を与えてくれたチームジャパンの選手団に改めて賛辞を贈りたいと思います!チームジャパンのみんな、感動をありがとうございました!