活動実績
2024年高校生英語ディベート世界大会の最終結果をお知らせします
ベネッセこども基金では、「よりよい社会づくりにつながる学び支援」を活動の一つに掲げております。今後、子どもたちに必要な、地域やコミュニティに主体的に関わり、社会をよりよくしていく一員としての役割を果たす力を育むために、高校生英語ディベート世界大会(World School Debate Championship、 以下WSDC)への派遣などを支援しています。
2024年7月にセルビアで行われたWSDCの最終結果をお知らせします。
日本チームは、予選(8試合)にて5勝の成績を収め、目標の一つであった
決勝トーナメント進出を達成されました!
決勝トーナメント1回戦で強豪パキスタンと対戦し、残念ながら敗退してしまいましたが、前年度果たせなかった決勝トーナメントに進出できたこと(対面大会では初)は、今後の日本の英語ディベート・コミュニティに勇気と希望をもたらす結果となりました。
また、個人賞として、キャプテンの鐘ヶ江選手が、EFL(*)Best Speakerの8位に選出されたことも大きな成果です。(*EFL: English as a Foreign Languageの略で、英語を母国語としないことを意味しています)
今年の日本チームは平均年齢が史上最も低く、フレッシュな面々でしたが、たくさんの練習を重ねた結果、素晴らしい結果を残されました!おめでとうございます!
(左から順に、河野周、石田幹太朗、茂木夏希、鐘ヶ江征治、菅野紘子、浦上尚子、丸橋洋之、白鳥優子、川俣 海瑠)
英語ディベートは、現在、英語教育の中で最も注目を浴びている言語活動の一つです。英語ディベートは、英語で意見を「発表」するだけでなく、相手との「やり取り」も求められる活動であり、子どもたちのこのような力がより育まれることを願い、ベネッセこども基金は本活動を支援しています。こうした支援を通じて、英語4技能5領域の育成をサポートするとともに、世界の様々な地域やコミュニティに主体的に関わり、社会をよりよくしていける存在であるソーシャルリーダーが日本から生まれることを目標としています。
本活動で輩出された日本代表選手らは、海外の大学にも進学し、グローバルな活躍をされていらっしゃいます。今年度の代表選手らも社会をよりよくしていける存在になることを期待しています。