助成団体紹介
2022活動報告|子ども達への包括的な支援活動を持続させるための基盤強化
特定非営利活動法人いるか
1年目の助成期間を終え、実行項目の1つである「基盤強化」についてご報告いただきました。
事業の詳細などは以下からご覧ください。
2022年事業紹介 子ども達への包括的な支 援活動を持続させるためのファンドレイジング推進及び基盤強化事業
申請事業の背景課題 実施内容 今年度の総括と次年度の取り組み概要と抱負
申請事業の背景課題
副担当を設けるなどは望まれるものの、おおかたの事務方の整備できたと考える。
事業をさらに拡充していくためのフェーズに差し掛かっていると感じる。具体的な課題としては
①生徒からの質問の難易度が上がっている(利用者の高年齢化)=対応できる先生が限られる
②大学生ボランティアが就職/進学等でAsk事業から離れてしまう
の2点があり、運営体制を整えるにあたって、まずは引き続きボランティアの先生の母数を増やす必要がある。
実施内容
有償マネージャーと密に連絡を取り、現状・課題の把握、課題解決のための作業分担を行い負担を分散させたことで、迅速な対応を実現できた。
また、行政及び九州の団体に事業について説明し、理解を得られたことで、事業の拡大し利用できる生徒数を増やすことができた。
説明に際しては、リモートではなく対面で行ったことが有益であったと考える。"
今年度の総括と次年度の取り組み概要と抱負
ASK!!マナビバに関しては、当初計画通りに事業を進めているが、マニュアルの継続的な改善、ニーズの増加に合わせた人員体制の構築等を進めていく。
本年度、事業を広めるために、行政、各団体の組織や事業環境的な問題など受け皿側の課題がと認識できた為、次年度は、他の解決方法を持つ団体、企業と関係を強化し事業を促進したい。
田口 吾郎 さん
福岡市出身、1977年生まれ。
福岡大学人文学部歴史学科卒。
株式会社リクルートや楽天株式会社、有限会社いるかでの勤務を経て、
東日本大震災でのボランティア活動に取り組んだ後、
2013年10月にNPO法人いるかねっと(現:NPO法人いるか)を設立して、
代表理事(現:理事長)に就任。
2014年1月生活支援ワンコイン家事援助サービス、
2014年12月無料学習会『マナビバ』を立ち上げる。
現在、介護福祉専門学校講師のほか、学習支援、子ども食堂、
奨学金給付など様々な子ども支援に取り組む全国団体等の理事等を勤める。