公益財団法人ベネッセこども基金

助成団体紹介

2024年事業紹介 医療的ケア児のための公民館的情報活動サポートセンターの創設

一般社団法人かないと

病気・障がいを抱える子どもの学び支援

医療的ケア児のための公民館的情報活動サポートセンターの創設


重点実行項目
テーマ①
100の質問プロジェクト

テーマ②
医ケアっ子を納税者にOZ YORU PAN

助成金額
950,000円

選考にあたっての評価点
医療的ケア児と家族のための環境整備やケア児自身が実施する活動を、唐津市と共に育てていく意義を感じました。この取り組みがモデルとなり、他地域・他団体にとっても有益な事例となることを期待します。

団体の紹介

私たちの法人は、様々な生きづらさを抱えるこどもさんの地域活動のサポートを行っています。

フリースペース的学習支援やパルクール教室をはじめとした運動教室、医療的ケアが必要な子どもさんのための事業など、「ひとりじゃないよ。過去と人はかえられなけど、頑張る人は応援できる」を合言葉に様々な活動を展開しています。


今回助成を受ける事業の紹介(課題、実行項目)

医療的ケアが必要なこどもさんやその家族が 

1)情報とつながる 
2)地域とつながる 
3)仲間とつながる

以上3つのつながるをサポートするための活動拠点と、医療的ケア児専用の災害時避難所を「医療的ケア児のための公民館的情報サポート活動センター」として創設します。
このサポートセンターで「100の質問プロジェクト」と名付けた交流型の情報発信、OZ YORU PANというパン屋さんの運営に医療的ケア児が視線入力やスイッチで参画するプロジェクトを展開していきます。
医療的ケアが必要なこどもさんの地域参加や、人生における学びや、意欲、成功体験を育む企画や展示を行いながら養育者も集える、地域活動拠点を創設していく計画です。
またこれらの取り組みを通して、地域の医療的ケア児の状況や実数の把握など、災害時医療的ケア児の災害時避難所運営に係る基盤も同時に整備していきます。

事業を実行していく上でのポイント・抱負

医療的ケア児自身が、活動するための拠点づくりと災害時の避難場所つくりを同時に仕掛けていくことが今回のポイントです。行政と連携しながら地域に医療的ケアが必要な方々の地域生活の「安心・安全・交流」が拡がっていくように取り組んでいきます。

一般社団法人かないと

事業代表

八木 ふみ さん

作業療法士 鹿児島大学医学部保健学科卒業。10年以上にわたり、障がいをもったこどもたちの療育、地域活動支援を地域で展開している。JICA海外協力隊へ2年間参加。グアテマラにおいて、障害をもったこどもたちの地域支援を展開をサポートしている。

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