公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット [鹿児島三育小学校]夏休み前の総合の時間で、スマホ・インターネットの利用について確認!

[鹿児島三育小学校]

子どもの安心・安全を守る活動

※鹿児島県鹿児島市にある鹿児島三育小学校の3~6年生向けの安全教室については、4年生担任、小山内朱穂先生よりご報告いただきました。

  

実施日:7月18日水曜日

参加者・人数:3~6年生・27名

  

内容:

全校児童36人の小規模の学校ではありますが、生活の中で携帯電話を使用する児童が多く、実際にLINEのやりとりをめぐってトラブルになった事がありました。また、これから夏休みに入りインターネットを使用することが多くなるにあたり、インターネットの安全な使用方法を確認させたいとの思いから、3年~6年(27名)を対象に総合の時間を利用して、教室を実施しました。

  

隣接している教会堂の大きなスクリーンを使用し、3年から6年まで合同で総合の時間に行いました。パワーポイントに沿って展開しながら、途中で話し合いの時間をとり、考えを共有する時間を持ちました。複式学級であるため、普段から話し合い、学び合うスタイルでの授業展開をしているため、話し合いはスムーズに行うことができました。話し合いによって考えを深めた後は、多くの児童が挙手をして意欲的に発言することもできました。

  

  

上級生(1)本番用.jpg

▲なぜ花子さんは来なかったのでしょうか。。

  

  

【子どもの感想:4年生男子】  

今、パソコンを使っていて、安全について知らなかったことを知ることができて良かった。ネットは便利だけど、使い方をまちがえると、こわいことになるので、気を付けてネットを使えたらなと思いました。

  

【子どもの感想:6年生女子】  

ひろしくんはゲームのやり過ぎで最後には大変なことになったから、こわいなと思いました。ひろしくんみたいにならないように、親の前でゲームをするなど工夫をしたいです。

  

  

上級生(2)本番用.jpg

▲最後のまとめの様子

  

  

【授業を実施した5・6年担任の高木志光先生の感想】

スマホンが出てきたり、身近にありそうな例が出てきたりして、児童の反応が予想以上に良かったです。夏休みに向けて、インターネットに対する知識や危険意識を持つ良い機会となりました。小学生だけでなく、インターネットを使用する幅広い年代に通用する内容だったと思います。

※授業の内容から、子ども自身がルールを決めようと思ったことはとてもよかったです。ルールを守って、楽しい夏休みを過ごしてほしいです。

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