プログラム活用事例
防災 【学校法人 城北幼稚園】防災の日に向けての訓練として、クラスごとに全園児で実施!
学校法人 城北幼稚園
※学校法人 城北幼稚園 担当 五位塚美加子先生よりご報告いただきました。
実施日:8月28日~31日
参加者・人数:全園児がクラスごとに担任が実施する(2歳児 20名 年少3クラス50名 年中3クラス 65名 年長3クラス 53名)
内容:
毎年、防災の日を前に、避難訓練や園児引渡し訓練を行っています。毎年1学期から年紙芝居行ったり、防災頭巾のかぶり方などを伝えたりしていましたが、今年度はベネッセこども基金の紙芝居を紹介いただき、興味を持ちましたので使用して実施しました。
引き渡し訓練は年間通じて1回のみの実施ですので、年少児にとっては初めての経験です。そのために「避難した後にお父さんお母さんが来てくれるまで先生と一緒に幼稚園で待つこと」も含めて伝える事を目的としました。
また、経験のある年中、年長児には、机の無い場所での自分の身の守り方も含めて伝えました。園児にとっては机の下の概念が強く、「地震が起きた時どうしたらいいの?」の問いかけに「机の下!」と答える子が多かったですが、子どもたちの大好きなダンゴ虫を例に挙げるとみんな上手に真似ることが出来て理解しやすいようでした。
紙芝居の読み聞かせ
感想
年少さん:
しまじろうが頭かくしてた。みみりんはテーブルの下だったよ。とりっぴーは本だよ。と習ったことを復唱していました。楽しかった?と聞くと、思い切り「うん!」と答えていました。 年長さん: しまじろうが、お母さんが迎えに来なくて困った時、約束を思い出して頑張ったてたよ。僕もお母さんとお父さんじゃなくておばあちゃんのお迎えだったけど、お約束だったから頑張ったよ。忍者歩きはおもちゃが落ちていて危ないからするんだよってお母さんにも教えてあげたよ。
講 師:
いろいろな紙芝居を使って安全教育を行っているので、「お・か・し」の約束など火災の時の約束や教室にいるときの身の守り方は少しずつ身についているようです。 今回は、講堂や廊下、園庭など隠れるものがないところでの自分の身の守り方など知らせる良い機会となりました。より具体的な分かり易い表現でまた楽しく伝える事が出来ました。避難訓練ではふざけたり笑ったりすることなく全員があお忍者になり避難することが出来ました。これからの地震の合言葉は「あ・お・忍者」で伝えていきます。
引き渡し訓練