プログラム活用事例
ネット 【神奈川県川崎市立向小学校】4~6年生全クラスで各担任が実施!
神奈川県川崎市立向小学校
※神奈川県川崎市立向小学校4年2組担任藤井元児先生よりご報告いただきました。
実施日:7月17日(火)5時間目
参加者・人数:4~6年生全7クラス約210名
内容:
毎年、5、6年生で携帯電話教室は行っていましたが、今年はベネッセこども基金の教材を用いて4年生以上で授業を行いました。
ベネッセこども基金「スマホ・インターネット安全教室」のテキスト、パワーポイントに沿って授業を実施。パワーポイントを投影し、子どもたちの意見を取り上げ、黒板に整理しながら進めていきました。資料が見やすく、わかりやすい内容となっており、子どもたちの思考力を高め、多くの発言につながりました。
授業後に子どもたちがテキストを持ち帰り、保護者と話をするように設定されているところにも良さがありました。
4年2組授業風景
子どもの感想①
これからスマートフォンを持つから、今のうちに知っておいて、困らないようにしたいなと思いました。「スマホ依存症」にもならないよう、気を付けたいと思います。
子どもの感想②
スマートフォンやインターネットは便利だけど、トラブルに巻きこまれないように気を付けることが大事だと思いました。
先生の感想
急激な社会の変化に伴い、子どもにスマートフォンを与える家庭が増えています。スマートフォンはとても便利な反面、扱い方を間違えると危険な状況に追い込まれてしまいます。本校の実態を見ると、生活経験が乏しく、判断力の未熟な児童に持たせることに対して、保護者の危機意識が希薄であると感じています。
このような状況の中で、子どもたちがスマートフォンやインターネットの正しい使い方を理解し、正しい扱い方をしていくためには、今回の安全教室がとても有効であったと感じています。実際にスマートフォンを持っていない児童に対しては、自分が手にしたときに、正しく使用しないと取り返しがつかなくなるという危機意識を持たせるきっかけづくりができたのではないかと感じています。
ラインをはじめとした情報発信ツールについて正しい知識の理解を図り、いじめや犯罪にかかわってしまうことのないように、継続した取り組みをしていきたいと思います。 今後は、児童だけでなく保護者に向けた危機意識を高めていくための対応を考えていきたいと思っています。
子どもたちから、たくさんの意見がでる