公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 【群馬県神流町立万場小学校】6年生学活の授業で、SNS利用について活発な意見交換ができました

群馬県神流町立万場小学校

子どもの安心・安全を守る活動

※群馬県神流町立万場小学校 生徒指導担当 境原菜月先生よりご報告いただきました。

 

 

日時:平成31年2月1日(金)

参加者:6年生児童6名・担任教員

 

 

<目的>

スマートフォンやSNSなど、メディアの正しい利用のしかたについて児童と一緒に考え、学びました。

<内容>

「初めてのスマホ 安心ガイドブック」を児童に配り、付属のCD-Rの内容もモニターに映しながら、授業を行いました。教員からの一方的な説明にならないよう、児童どうしで意見を出し合い、話し合う場面を多く作ることができたと思います。

スライド資料の「教えてあげよう」の場面では、「SNSで友達にメッセージを送るときの、言葉の受け取り方の違い」について話し合いをしました。児童は活発に意見を交換し合い、同じ言葉でも人によって受け取り方が違うということに気づけたようです。

 

万場小画像①.jpg

△児童同士での話し合い。
SNSの文字だけのコミュニケーションで、気持ちを誤解なく伝えることの難しさに気づきました。

 

 

<感想>

児童:

・自分のスマホを持っているので、今までよりも注意深く使わないといけないなと思いました。今日学んだことを生かして安全に使っていきたいです。

・SNSでのやり取りでは、言葉の使い方などで相手に嫌な思いをさせてしまうことがわかりました。SNSを使うときには、自分の気持ちが相手にしっかりと伝わる内容を送りたいと思います。

・今はまだスマホを持っていませんが、今後大人になったら持つようになると思うので、相手のことを考えたり自分で作ったルールを守ったりして、安全にスマホを使えるようにしたいです。

教員:

CD-Rに収録されているスライド資料の内容が充実していて、授業が進めやすかったです。スライド資料の中に入っていた動画に、児童が興味をもって集中してしっかり見てくれました。動画で見ることによって、児童はメディアの使い方についてよりはっきりとイメージが持てたようでした。 CD-Rやガイドブックは1時限分しっかりと行える内容でした。また、高学年の児童が興味を持てるような内容になっており、ガイドブックの説明もとてもわかりやすかったです。

 

万場小画像②.jpg

△集中して動画を見る児童。
「ひろしくんの生活」を見ながら、メディアの使い方についてよく考えることができました。

 

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