プログラム活用事例
ネット 【滋賀県東近江市立御園小学校】夏休みの過ごし方の一つとして、スマホ・SNSについての指導を行いました。
滋賀県東近江市立御園小学校
東近江市立御園小学校 山本先生よりご報告いただきました。
日 時:夏休み前の最終週、各クラスにて夏休みの過ごし方の一つとして指導しました。
参加者:全校児童430名(各クラスにて実施)
<きっかけ>
夏休み中にSNSに関する児童指導事案が多く起きているという現状があるため、未然防止策として夏休み前に指導したいと思っていたところ、各校に配られたお知らせで「初めてのスマホ安心ガイドブック」のことを知り、伝えたい内容と合っていたので申し込みをしました。
<目的>
夏休みは家庭でSNSやスマホ、タブレット、インターネットを使う時間が急増すると考えられるため、メデイアやSNSなどをコントロールして活用する力をつけてもらいたいと思い時間を設けました。
<内容>
児童全員に「初めてのスマホ安心ガイドブック」を配布。特に、夏休みの生活に関わる生活の決まりの中に、「テレビ、ゲーム、インターネット、スマホの使い方をコントロールする。」という項目があったので、その話に関連させて教員から話をしました。
指導できる時間に対して冊子の情報量が多かったので、児童が各自で冊子を読み込む時間も作るようにしました。
低学年の児童には、保護者向けに配布する「夏休みの生活の決まり」と一緒にガイドブックを配布しました。SNSとの付き合い方について、保護者にも意識をしてもらいたいというねらいからです。
<感想>
児童:
・スマホは、使い方によってこわいこともあるんだと感じました。写真や動画を投稿するときには、気をつけたいと思います。
・スマホを使うときのルールを決めたいと思いました。自由に使っていると、結局自分が困ることになるんだと感じました。
・スマホでゲームをすることも多いため、ゲームをする時には時間などに気をつけるようにしたいです。
教員:
・冊子の情報量が充実していて、普段何気なく使っているスマホに対する意識を高めるきっかけになると思いました。冊子の内容は高学年の児童の実態に合っていて、ぜひ保護者と一緒に読んでほしい内容です。