プログラム活用事例
防災 【富山県富山市新庄さくら保育園】紙芝居で理解した約束事を、避難訓練で実践。毎月の訓練がより効果的なものになりました。
富山県富山市新庄さくら保育園
富山県 幼保連携型認定こども園 新庄さくら保育園 澤田先生よりご報告いただきました。
日 時: 2019年8月19日(月)
参加者:3歳児以上の全クラス86名(各クラスにて担任が実施)
<きっかけ>
園として避難訓練は月1回定期的に実施していますが、地震時の行動について理解を深めてもらいたいと思い、しまじろうの紙芝居を使って学ぶことにしました。
<目的>
園児が、地震が起きたときにどのような体勢をとればいいか、どのように避難すればいいかがわかるように、「じしんのときのおやくそく」の紙芝居を使って学びました。
<内容>
普段、絵を使って園児に説明をすることはありますが、紙芝居だとさらにストーリーがあるので、地震の時に具体的にどう考えて、どう行動すればよいかがわかりやすかったようです。しまじろうの問いかけやクイズにも積極的に答えてくれました。
△紙芝居を一生懸命見てくれました。
△芝居を見ながら、地震のときのポーズを一緒に練習。
今回、毎月行っている避難訓練の前日に紙芝居での学びを実施しましたが、理解したことを翌日の避難訓練でさっそく活かすことができたようです。避難の際、「頭をかくしてって、しまじろうも言っていたね」「これもしまじろうがやっていたね」と確認しながら、全員が上手に逃げ切ることができました。
△実際の避難訓練でも、「だんごむしのポーズ」をとることができました。
<感想>
職員:
紙芝居は視覚的に理解ができるので園児にもわかりやすく、良かったと思います。クイズも入っているので、子どもたちが自分で考える力を育てることができると思いました。今後も定期的に紙芝居を活用していこうと思います。