プログラム活用事例
防災 【東京都足立区こだま幼稚園】「防災の日」に合わせて、紙芝居を読んでから避難訓練、保護者による引き取り訓練を行いました。
東京都足立区こだま幼稚園
東京都 学校法人あぐり郷学園 こだま幼稚園 伊藤先生よりご報告いただきました。
日 時: 2019年9月4日(金)
参加者:年少児68名・年中児70名
<きっかけ>
毎月、園児と職員を対象に避難訓練を実施していますが、9月は防災の日に合わせて、保護者による引き取り訓練も行うなど大規模に行っているため、園児向けにもより理解を深めてもらえるものはないかと探し、紙芝居を使うことにしました。
<目的>
日ごろ話している地震の際の約束事をより深く理解してもらうため、視覚的にイメージのしやすい紙芝居を用いてお話をすることにしました。
<内容>
保育者のまわりに集まってもらい、紙芝居を読みました。読みながら、「だんごむしポーズ」や「にんじゃあるき」が出てくるところでは、「みんなもいっしょにやってみよう!」と声をかけて、実際に練習しました。紙芝居を読んだ後、地震が発生したことを想定した避難訓練、引き取り訓練を行いましたが、「あおにんじゃ」の約束をしっかり理解して落ち着いて行動することができました。
△静かに紙芝居に見入る子どもたち。
△紙芝居で学んだポーズを実践する子どもたち。
<感想>
職員:
・年少の子どもたちにも理解しやすい紙芝居でした。実践しながら読み聞かせをしたことで、すぐに約束事や避
難方法を覚えることができていました。(年少児担当)
・「だんごむしのポーズ」など、子どもたちにわかりやすい言葉で良かった。「あおにんじゃ」の約束を覚えて
いられるよう、今後も定期的に実施していきたいと思います。(年少児担当)
・紙芝居を静かに集中して見てくれました。「あおにんじゃ」の約束をいっしょに行い、地震や火災が起きたと
きにどうすればよいのか考え、子ども同士で話し合うようすが見られてとても良かったです。(年中児担当)