プログラム活用事例
防災 【東京都中野区若宮幼稚園】年少児向けに紙芝居で地震のときの約束事を確認。興味をもって聞き入ってくれ、訓練にもしっかり活かすことができました。
東京都中野区若宮幼稚園
東京都中野区若宮幼稚園 平崎真美先生よりご報告いただきました。
日 時: 2019年9月3日(火)
参加者:年少の園児 16名
<きっかけ>
日ごろから行っている避難訓練では、担任から避難時の約束事を話してから実際の訓練を行うようにしています。今回、担任から約束事を話す際に「じしんのときのおやくそく」の紙芝居を使用してはどうかと思い、教材を使いました。
<内容>
紙芝居は、子どもたちになじみ深いキャラクターであるしまじろうが出てくるので、興味をもって楽しく見入ってもらえました。読んでいる最中は、キャラクターの動きをまねしたり、「知っているよ!」と声を出して反応したりしてくれました。頭をかかえて身を守るポーズは、普段から「だんごむしポーズ」と呼んで子どもたちに教えているので、いつも使っている言葉をあてはめて読みました。紙芝居を読んでから、地震を想定して実際の避難訓練を行いました。訓練自体は日ごろから行っていますが、やはり紙芝居で約束事をしっかり理解してから行ったせいか、より意識して参加できていたように思います。
<感想>
職員:
・地震のときの行動のしかたがわかりやすく、子どもたちによく伝わったと思います。
・それぞれの園で、避難訓練の際の約束事や、ポーズの呼び方などは少しちがうと思うので、セリフのところが
空欄になっていると、より使いやすいかなと思いました。
・子どもたちが大好きなしまじろうの絵で、わかりやすく描かれていてよかったです。今後も、主に年少児向け
に使っていきたいと思います。