プログラム活用事例
防犯 【東京都足立区防犯まちづくり推進事業】区主催で、子どもの安全について考えるイベントを行い、「子どもの安心・安全ハンドブック」を配布しました。
東京都足立区防犯まちづくり推進事業
東京都 足立区防犯まちづくり推進事業 ご担当者よりご報告いただきました。
日 時:2019年 11月1日(金)14時~16時30分
参加者:区内在住・在勤・在学で、特に4~6歳の未就学児の保護者や見守り活動をしている地域の方など
計102名
<目的>
一つ目は、毎年全国的に起きてしまっている小学生の連れ去り事件への対策として、子どもの「見守り」に焦点を当てた防犯力のアップを図ることです。見守る側と見守られる側、両方の意識を高め、地域での子育てが安心・安全なものであることをめざしています。
二つ目は、足立区をさらに安全で子育てのしやすい町にしていくためのきっかけとすることです。刑法犯認知件数は減少しているものの、平成30年度に実施した「子ども・子育て支援に関するニーズ調査」では、足立区が「子育てがしやすい町だと思わない」と回答した理由として、「事故や犯罪が多く安全でない」を挙げた人は実に49.7%にのぼりました。
そこで、安全・安心な町づくりの一環として「みんなで育もう!子どもたちの安全と安心シンポジウム」を足立区役所 庁舎ホールにて開催しました。
<内容>
第一幕では、安全インストラクターの武田信彦氏による講演を行い、地域の見守りの意義と効果について学んだり、子どもの見守りのコツ・自分の身を守るコツを参加者が体験したりしました。参加者には「子どもの安心・安全ハンドブック」も配布しました。
△第一幕 安全インストラクター武田信彦氏による講演
△自分の身を守るコツを参加者が体験
第二幕ではシンポジウムを実施。区長の司会のもと、東京大学准教授・樋野公宏氏、筑波大学准教授雨宮護氏、第一幕で講演を行った武田信彦氏をシンポジストとして迎え、皆様のご意見をもとに見守りについて討論していただきました。
△子どもの安全や見守りについて討論
そのほか、長きにわたり地域の見守り活動を行っている、長門南部町会・西綾瀬四丁目自治会の方々の活動の動画を放映し、具体的な活動内容についても紹介。全体を通して、子どもたちがひとりにならない環境をつくるための、「子ども」「地域」「保護者」の連携や、あいさつ・見守り活動の大切さを学ぶ機会となりました。
<感想>
参加者:
・子どもの見守りについて考える、良い機会になりました。