公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 【神奈川県大和市立南林間小学校】講師用プログラムを使用して防犯の授業を実施。整理された教材で、教員の負担なく指導ができました。

神奈川県大和市立南林間小学校

子どもの安心・安全を守る活動

 

 

神奈川県大和市立南林間小学校 教頭 山内先生よりご報告いただきました。

 

 

日 時: 2019年11月8日(金)

参加者:2年3組児童(ほか、10月から12月にかけて各クラスで実施予定。全学年約600名)

 

 

<きっかけ>

今年度から、防災教育に加えて、防犯教育にも力を入れて取り組んでいます。クラス単位で指導を行う計画でしたが、その際に担任が使用できる教材を探していました。 防犯講演会に参加した者からの紹介でベネッセこども基金の講師用プログラムのことを知り、内容が整理されていて担任の負荷も少なく準備できそうだと思い、申し込みをしました。

 

<内容>

前半は担任から防犯・安全に関しての一般的な注意事項などを説明。後半は、「子どもの安全・安心ハンドブック」使い、個々の事例を紹介しながら話を進めていくという流れで指導を行いました。途中、担任から質問を投げかけ、子どもたちに考えさせる場面も設けました。子どもたちは投げかけられた質問に対し、自分だったらどう対処するかなど、仲間同士で考えを発表し合いながら意欲的に取り組んでくれました。

 

大和市立南林間小学校画像①.jpg

△「子どもの安全・安心ハンドブック」をもとに、「自分の命は自分で守る」の合言葉を確認

 

大和市立南林間小学校画像②.jpg

△「子どもの安全・安心ハンドブック」を見ながら、具体的な場面での予防法や対処法を学ぶ

 

<感想>

見学者:

・子どもたちには、いつも「自分の命は自分で守る」ことを伝えています。今回は、具体的な場面での予防法や対処法を示していて、子どもたちにわかりやすかったと思います。

・担任の問いかけに、子どもたちがよく反応していました。テキストには、何かあったときの対処法がわかりやすくイラストで示されているので、子どもたちも自分のこととしてとらえており、より理解が深まったように感じました。

担任:

・教材セットには講師用プログラムとDVDがついており、防犯教育を行ったことのない教員でもスムーズに指導ができると思いました。

・授業では、子どもたちが自分自身の安全について真剣に考えてくれました。これをきっかけに、一人ひとりがより防犯意識を高め、自らの安全を守っていけるようになってほしいと思います。また、一度行ったからといってすぐに定着するものではないので、今後も定期的に取り組んでいきたいと思います。

 

 

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