プログラム活用事例
防犯 【鹿児島県さつま町立中津川小学校】冬休み前の生活指導として、1~4年生向けに不審者対応の安全教室を行いました
鹿児島県さつま町立中津川小学校
鹿児島県さつま町立中津川小学校 東先生よりご報告いただきました。
日 時: 2019年12月2日(月)
各学年(3・4年生は複式学級)の学級活動の時間に実施
参加者:1年生~4年生の児童24名
<きっかけ>
冬休みに入る前の生活指導として使える教材を探していたところ、ベネッセこども基金から「子どもの安全・安心ハンドブック」の教材見本が送られてきたので、活用したいと思い申し込みました。
<目的>
不審者に対する注意点や、自分の命を守るためのポイントを学び、子ども一人ひとりに安全への意識を高めてもらうことをねらいとしました。
<内容>
1・2年生では,パワーポイントを使いながら授業を行いました。導入で、危険な場面として「ひとりになるとき」の例が出ていましたが、自転車置き場や玄関,エレベーターなど子どもたちがふだん意識してない場所が挙がっていたことで、実は危険であるということを知って最後まで真剣に話を聞いてくれました。
「さわられない、つかまれない距離をとる」のところでは,以前不審者対応訓練の際に、警察のかたから相手との距離をとるということを教えてもらっていたので、それを思い出し、友だち同士でどれくらいの距離をとればよいのか実際に確認をしました。
最後に、小学校の校区の中で「いざというとき、どこに逃げるか」を再度確認しました。「助けを呼ぶ」「逃げる」ことはもちろん大切ですが,怖いと声が出ないこともあるので,防犯ブザーを活用すること,いざというときのために,日ごろから防犯ブザーの作動チェックをすることも確認しました。
<感想>
児童:
・お父さんお母さんと出かけるときでも、一人にならないように気をつけます。
・命は大事なんだなと思いました。今度からまわりをよく見て、気をつけるようにしようと思います。
・防犯ブザーが壊れているので,買ってもらおうと思います。
教員:
・講師用プログラムとDVDがついており,スムーズに指導ができました。絵がわかりやすかったので、子どもたちがイメージしやすく、考えやすい内容になっていました。