プログラム活用事例
防犯 【鹿児島県薩摩川内市立八幡小学校】冬休み前に、防犯について1年生のクラスと特別支援学級にて指導しました
鹿児島県薩摩川内市立八幡小学校
薩摩川内市立八幡小学校 情報教育係 柏木先生よりご報告いただきました。
日 時:2019年12月23日(月)
参加者:1年生児童6名、特別支援学級児童3名
<目的>
冬休み前の安全指導として、不審者対応について理解を深めるために実施しました。
<内容>
1年生のクラスでは、教材プログラムの冊子の内容に沿って、児童と話し合いをしながら授業を進めました。1年生には表現が少し難しいと思われるところもあったので、適宜例を挙げながらていねいに説明していきました。ポイント5「自分を守る安全な空間」では、担任が不審者役を演じ、距離の取り方を一人ひとり実践して練習させました。ポイント8「助けを求める」では、大きな声を出す練習をさせました。
△大きな声を出す練習
特別支援学級では、教材プログラムの冊子の各項目ごとに、重要なポイントを説明しました。冊子には挿絵や例示がたくさんあるのでわかりやすかったようで、特に「相手との距離をとる」ことや、「おかしいと思ったらすぐに逃げる」ことの重要性を理解してもらえました。「不審者に立ち向かっていこうとする子ども」の挿絵に×印がつけてあるなどの工夫がわかりやすかったようです。
△教材の冊子を活用しながら理解を深める
<感想>
児童:
・一人にならないように気をつけようと思いました。家に入るときも、まわりに変な人がいないか見ることが大事だと思いました。
・不審者に会ったら、つかまらないように早く逃げようと思いました。
教員:
・エレベーターに乗るときの安全確認について普段あまり意識していなかったので学ぶことができ良かったです。が、住んでいる地域の環境によってマンションのエレベーターや公園のトイレはあまり使う機会がない、雑木林の近くや建物の陰には人があまりおらず危険であるなど少し事情がちがうので、実態に合わせた具体例がもう少しあるとよいかなと思いました。
・デジタル教材などもあれば、来年度の安全教室などでもそのまま活用できるので良いかなと思いました。