プログラム活用事例
ネット 【茨城県小美玉市立下吉影小学校】冬休み前に4年生を対象に動画やゲームの使用について子どもたちに考えてもらいました。
茨城県小美玉市立下吉影小学校
小美玉市立下吉影小学校 養護教諭 成島先生よりご報告いただきました。
日 時:2019年12月18日(水)3校時
参加者:4年生児童11名(各クラスにて実施)
<きっかけ>
全校児童を対象とした生活習慣アンケートで、長時間ゲームや動画視聴をしている児童の割合が4年生で多いということがわかったため、教材プログラムの中の「動画やゲーム」にテーマを絞って指導を行うこととなりました。
<目的>
SNSでのトラブルや犯罪に巻き込まれる危険性などについては、2学期に外部講師を招いて学習していました。今回はアンケート結果をもとに、動画やゲームの使用について子どもたちに考えてもらうことを目的としました。
<内容>
スマホの安全教室の講師用プログラムを使用し、プログラムの中の「動画やゲーム」に内容を絞って扱いました。担任と、ベネッセのICT支援員さんとのチームティーチングで授業を進行。動画を見たり、「初めてのスマホ安心ガイドブック」の中のクイズについて考えたりしました。動画では、ゲームのしすぎによって及ぼす影響がわかりやすく描かれており、子どもたちも真剣に見てくれました。クイズでは、冊子の中に載っていたクイズをICT支援員さんがデータに起こしてくれたので、みんなで一緒にクイズの答えを考え、理由を全員で確認するなどしっかり理解を深めることができました。
△タブレットでクイズに挑戦し、答えの理由を全員で確認。
授業の最後には、ワークシートに記入。動画やゲームのルールを改めて考え、家に持ち帰って保護者と確認してもらうようにしました。
△まとめのワークシートを記入。
<感想>
児童:
・オンラインゲームやゲーム依存の怖さを改めて感じました。しっかりルールを守ったほうがよいということがわかりました。
・ゲームの時間を減らそうと思いました。友達にさそわれても、時間を過ぎたら断ってやめるようにします。
・何かあったら、おうちの人に相談するといいということがわかりました。
教員:
・動画の内容が今の子どもたちの実態と合っていて,内容もわかりやすかったです。冬はゲームやインターネットの使用が増える傾向にあるので,使い方を見直す良い機会になったと思います。