公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 高学年の生活実態に合わせ、急遽スマホの安全指導を実施

岡山県赤磐市立軽部小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『講師用プログラムで45分間の授業がすぐにできました』

          
報告者
教頭 桑田先生
実施日時
2019年12月23日(月)
参加者
5、6年生児童22名

<目的>

携帯電話・スマートフォンの使用については、ICTの時間に計画的に学習をしていましたが、2学期に入り高学年で生活指導上の課題がいろいろと出てきたため、使用のモラルについてさらに理解を深めてもらうために授業を行いました。

<内容>

学活の時間を使い、講師用プログラムに沿って45分間の授業を行いました。SNSでのコミュニケーションの取り方については、「自分の言葉が相手にどのように伝わっているか?」「どんなことがいけないと思うか?」などについてペアやグループで話し合う時間を設けました。少人数で話し合うと、友達の考えを聞いたり、自分の意見を言ったりするのもしやすかったようです。動画の見すぎについては、自分のこととしてとらえてくれた児童も多かったようで、何がいけないか、じっくり考えてもらうことができました。

△5・6年生合同で講師用プログラムを活用して授業を実施
△授業の後は、クラスに戻って振り返りを記入

<感想>

児童 

  • ときどきゲームを長時間やってしまうことがあるので気をつけようと思いました。たろう(動画の中の登場人物)のようにはなりたくないです。インターネットで知り合った人とは絶対に会ってはいけないとわかりました。
  • ゲームの使いすぎについて、家の人ともう一度ルールなどを考え直してみたいと思いました。SNSの怖さや危険性について知ったので、今後は使い方に気をつけたいと思います。

教員

  • 学習の流れが示されていたので、見通しを持って授業に取り組んでもらうことができました。大事なポイントがわかりやすく簡潔にまとめられていて、児童にとってもわかりやすい教材だったと思います。

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