公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット スマホを持つ前に注意点を理解してもらうため、3年生向けにスマホの安全教室を実施しました

和歌山県有田川市立藤並小学校

子どもの安心・安全を守る活動

有田川市立藤並小学校 田和先生よりご報告いただきました。

日 時:2019年 12月13日(金)、17日(火)、20日(金)
参加者:3年生児童101名(各クラスにて指導)

<目的>
3年生はまだスマホを持っている児童は少ないものの、ゲーム機やタブレットなどでインターネットに触れる機会もあり、スマホを持つ前にトラブルなどについて理解を深めておく必要があると思い指導しました。

<内容>
講師用プログラムに沿って45分間の授業を行いました。日ごろの学校生活の中でも、友達同士のトラブルの原因はコミュニケーションがうまくとれなかったことによる行き違いが多く、SNSでのトラブルについても相手の気持ちを想像することに重点をおいてペアワークをするなどして理解を深めました。ゲームのやりすぎについては思い当たる児童が多かったようで、教材の動画を見て問題意識を持ってもらえました。ガイドブックは持ち帰ってもらい、家庭での話し合いに活用するよう促しました。


△講師用プログラムのスライド資料を電子黒板に映しながら授業を展開


【スマホ】有田川市立藤並小学校画像②.jpg△授業後に振り返りを記入


<感想>
児童:
・インターネットは楽しい面もあるけれど、使いすぎに気をつけたり、顔写真や名前を載せたりしてはいけないことがわかりました
・SNSの危険性をわかっていなかったけれど、コミュニケーションの行き違いで友情がこわれたり、ゲームに夢中になりすぎて友達を失ったりすることがあると知って、危険なものだと思いました
教員:
・スライド資料の冒頭では授業全体の見通しが持てるようになっており、かつ最後にまとめも載っていたので指導がしやすかったです。動画がついているテーマとついていないテーマがあったので、すべてのテーマに動画があると、児童の実態に合わせて選んで扱うことができるので授業がより組み立てやすくなるのではないかと思いました。

SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る