プログラム活用事例
防犯 防犯のマナーについて、伝えたい内容を指導することができました
鹿児島県鹿屋市立南小学校
わかりやすくまとまった教材でポイントをおさえて指導することができました
- 報告者
- 尾崎先生,上江洲先生(防犯)
- 実施日時
- 2019年 12月19日(木)~23日(月)
- 参加者
- 1年生児童6名,2年生児童4名
<内容>
日ごろから不審者が出たときの避難訓練などは行っていますが、学校外で不審者に会ってしまったときの対応についても指導しておきたいと思い、ベネッセこども基金の教材が内容的にぴったりだったので申し込みました。
電子黒板を使い、パワーポイントのスライド資料を使って授業を行いました。「いかのおすし」などの約束は子どもたちも十分わかっていますが、ふだんは地域のかたがたが防犯について高い意識をもって周囲の町民のかたが気をつけてくれていることもあり、子どもたち自身が自分で身を守るという意識があまりないように思います。そこで、一人でいるときに「写真を撮らせて」「いっしょに猫を探して」などと声をかけられてもはっきりと断る練習や、万一のときに逃げ込める場所の確認などをしました。
最後に冊子「子どもの安全安心ガイドブック」を配布し、家庭で保護者といっしょに読んでもらうよう促して締めくくりとしました。
<感想>
児童
- 怖いと思ったらちゃんと断って、すぐに逃げるようにしようと思いました。(1年生)
- 公園のトイレが危ないと思ったことがなかったので、おどろきました。エレベーターやお店の中でも気をつけようと思いました。(2年生)
- 近所の人と普段からあいさつをしておくことが大事だとわかりました。(2年生)
教員
- 冬休み前に安全指導ができてよかったです。冊子を配布して保護者といっしょに読んでもらい、話し合ってもらうことができるのもよいと思います。(1年生担任)
- 子どもが自分で考える力を養うのによいプログラムだと思いました。自分で自分の身を守ることの大切さに気づいてくれたと思います。次回は、保護者にも授業に参加してもらいたいと思いました。(2年生担任)