公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 毎年行っている情報モラル教育の一つとして、今年度は冊子を活用して全校に指導しました

長野県上伊那郡箕輪町立箕輪中部小学校

子どもの安心・安全を守る活動

報告者
村上先生
実施日時
2019年 12月下旬
参加者
全校児童619名とその保護者(各クラスにて実施)

<目的>

近年、PTAと学校の共催で児童・保護者対象に「情報モラル講演会」を開くなどして情報社会の危険性について学習しています。今年度は講演会が実施できなかったのですが、昨今のさまざまな事件などを受けてどういった対策ができるかを考えてもらうため、教材の冊子を利用して指導することとしました。

<内容>

各クラスで冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を配布し、学年に応じて読み合わせをしたり、担任から説明をしたりして指導を行いました。特に高学年の児童はインターネットを使用する機会が増えてきているので、その危険性や正しい対応のしかたを理解できるよう、ていねいに伝えました。冊子は家に持ち帰ってもらい、保護者といっしょに読んでもらうよう促しました。学年だよりや学級だよりでも、保護者に冊子を活用して家庭で情報教育をしていただくよう呼びかけました。

<感想>

児童

  • スマホやタブレットを使うときに気をつけようと思うことがたくさんありました。(6年生)
  • 怖いことがたくさんあるということがわかりました。ルールを守って使えるようにしたいと思います。(6年生)

教員

  • 授業をやってみて、ゲームにのめりこんでいる子どもや時間のコントロールができていない子どもが増えているということが改めてわかりました。
  • 最近テレビなどで取り上げられていることも踏まえながら、実際に教材の冊子で学習することができたので、情報モラル教育として有益だったと思います。ありがとうございました。
  • 子どもたちにとても理解しやすい冊子になっており、このようなわかりやすい教材を無料で活用できることに感謝しています。保護者へのメッセージ性も大切なことが書かれていてとてもよい教材だと思いました。

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