プログラム活用事例
防犯 実践的な練習が組み込まれたわかりやすい教材で防犯指導。
山梨県北杜市立長坂小学校
1年生に有意義な防犯指導をすることができました
- 報告者
- 教頭先生
- 実施日時
- 2020年1月24日(金)
- 参加者
-
1年生児童
※今後ほかの学年でも順次実施予定
<きっかけ>
防犯に関して、1学期には各クラスで基本的な事項について指導、2学期には全校で不審者対応の防犯訓練、と行ってきました。3学期に何を指導するか検討していたところ、学校に郵送されてきたベネッセこども基金の「子どもの安全・安心ハンドブック」がとてもわかりやすい構成で、教師用の指導資料もあり実際授業を担当する教員も扱いやすくてよさそうだということだったので申し込みをしました。
<内容>
はじめに、これまで防犯について学習してきたことを簡単に振り返りました。次にスライド資料の流れに沿って、スライドの中の質問やキーワードを児童に投げかけ、一人ひとりがどういった行動をとればよいか考えてもらいました。
さらに、スライドに出てくる「まわりをよく見る」「さわられない、つかまれない距離をとる」など身を守る行動を実際に練習しました。最後に「子どもの安全・安心ハンドブック」を読み返して振り返り。ハンドブックは持ち帰り、内容について保護者と話し合ってもらうようにしました。
<感想>
児童
- 変な人が来たら、大声でさけんだりお店などに逃げ込むことがわかりました。
- 家にいるときは鍵をかけるようにします。
- 知らない人が近づいてきたら、距離をとったり防犯ブザーを鳴らすようにします。
教員
- とてもわかりやすいスライドで、子どもたちも具体的にどう行動すればよいか理解できたようです。「大声を出す」「つかまれない距離をとる」など実践的な練習をすることができました。学年だよりで、授業のようすを保護者の方にお伝えするとともに、ハンドブックを使って防犯についてお子さんと話し合っていただくようにお願いをしました。