公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 長期休み前にスマホ安全指導を実施

神奈川県綾瀬市立綾西小学校

子どもの安心・安全を守る活動

そのまま授業ができるスライド資料やハンドブックでスムーズに授業ができました

報告者
担任 金子先生
実施日時
2019年 12月23日(月)~24日(火)
参加者
3~6年生児童 566名

<目的>

これまでも外部講師を招いて携帯電話教室を実施するなどしてきましたが、学年が上がるにつれて携帯電話・スマートフォンの所持率があがることから、定期的な情報モラル教育が必須であると考え、担任から指導する時間を設けました。

<内容>

講師用プログラムに沿って45分間の授業を行いました。どの内容も重要ですべて指導したい内容だったので、パワーポイントのスライド資料に沿って進めました。SNSでのトラブルのテーマでは、グループで話し合う時間を設け、なぜトラブルが起きてしまったか、どうするべきだったのかについて考えてもらいました。「時間の使い方」のテーマの動画では、身近な問題ととらえている児童も多く、インターネットやSNS、オンラインゲームなどの長時間利用が自分の健康を損なうばかりでなく、人間関係のトラブルや集中力の低下を招くという点は響くものがあったようです。長時間利用の問題点についても、グループで話し合ってもらい、内容を発表してもらいました。

教材セットのパワーポイント資料に沿って進行
授業のまとめとして、教材セットに入っていた振り返りシートに記入

<感想>

児童

  • SNSでやりとりをするときは、相手を傷つけるつもりがなくても誤解を招いてしまうことがあるとわかりました。自分も、正しく意味が伝わるか読み返してから送るように気をつけようと思います。
  • 勝手に写真を撮らないなど、ほかの人の気持ちを考えてスマホを使うようにします。
  • 時間を気にせずゲームをやっていると、寝不足になって授業に集中できなくなってしまうとわかり、ゲームの時間はきちんと守ろうと思いました。

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