公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 高学年を迎える前にSNSのモラルを指導

大阪府大阪市立中央小学校

子どもの安心・安全を守る活動

説明しやすい資料でゆとりをもった授業進行ができました

報告者
担任 鎌田先生
実施日時
2020年 1月27日(月)
参加者
4年生児童 164名

<目的>

家庭での学校の学習の中でも、インターネットを使用する機会が増えてきています。この現状を受け、保護者からも適切なインターネットの使用のさせ方や、スマホの所持についての質問が出てくるようになってきました。今回は、もうすぐ高学年を迎えるにあたってSNS使用のモラルについて考えてもらおうと、時間をとって指導しました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、45分間の授業を行いました。続きとして翌日にクラスごとで話し合いやワークシート記入の時間を設け、まとめの学習を実施。特に「ネットで知らない人と」の項目では、昨今の事件のニュースを受けて真剣に聞いているようすが伺えました。その後も活発な意見交換ができ、スマホを持っていない児童も自分事として考えるよい機会になりました。

資料に沿って授業を進行
積極的に意見を発表する児童たち

<感想>

児童

  • スマホはルールを守れば楽しく安全に使えるけれど、ルールを守らなかったら危険なものになることがわかりました。
  • インターネットやゲームを夜遅くまでしてしまうと、だんだん学校に行けなくなったり、友達と遊ぶことが少なくなったりしてしまうということが心に残りました。
  • スマホがほしいと思っていましたが、家の人とルールを決め、インターネットについてもう少し勉強してからのほうがいいかなと思いました。

教員

  • パワーポイントのスライド資料がわかりやすく、説明しやすいものだったので講師側も余裕をもって話すことができました。そのため児童が話し合う時間を十分に設けることができました。

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