公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 わかりやすい教材でしっかり理解

長野県上伊那郡箕輪町立箕輪中部小学校

子どもの安心・安全を守る活動

児童は積極的に発言や話し合いをしてくれました

報告者
担任 中島先生
実施日時
2020年2月5日(水)
参加者
2年生児童27名(各クラスにて実施)

<目的>

毎年10月に、学校に不審者が侵入したことを想定した避難訓練や不審者対応の指導を行っていますが、全校一斉のため児童が十分理解しているか心配な部分がありました。ベネッセこども基金の教材の存在を知り、内容もわかりやすく、安全について考えるよい機会になりそうだと思い、こちらの教材を使用して指導することとしました。

<内容>

パワーポイントのスライド資料を映し、教材のハンドブックも一緒に見ながら授業を進めました。教師からの一方的な話にならないよう、どんなときに気をつけたらよいか子どもたちに考えてもらったり、声を出して助けを求める練習をしたりと、自身の安全について考えさせることができました。ハンドブックは持ち帰って保護者と話してもらうようにしました。

ハンドブックを読み合わせ。絵や説明がわかりやすく、集中して進められました。
担任の問いかけに挙手で答える子どもたち。ハンドブックがわかりやすいので、それを見ながら自信をもって答えようとしていました。

<感想>

児童

  • 助けを求めるとき、「キャー」だと遊んでいるように思われて助けてもらえないことがあるとわかりました。ちゃんと「助けて」など声を出せるようにしたいと思いました。
  • 知らない人には絶対についていかないように気をつけようと思いました。お菓子もゲームも断ります。
  • 近所の人にあいさつをするようにします。

教員

  • 教材は視覚的にわかりやすく、内容もよく整理されていて子どもたちが理解しやすいようでした。安全については何度もくり返し指導していくことが大切だと思いました。
  • ハンドブックを持ち帰って保護者と話してもらうよう促したところ、子ども自身が保護者から大切にされていることに改めて気づいたという感想があり、印象的でした。

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