公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 「SNSでのトラブル」「スマホの長時間使用」に焦点を当てて指導

埼玉県加須市立加須南小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『児童が主体的に考えながら取り組んでくれました』

 報告者
生徒指導主任 田中先生
 実施日時
2020年2月13日(木)
 参加者
4年生児童37名

<目的>

4・5・6年生を対象に本校で携帯電話・スマートフォンについてのアンケートを行ったところ、4年生になるとそれらの所有率が上がることがわかりました。そこで、中・高学年を対象にネットモラル向上のための授業を行うこととしました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、学級活動の時間を使って45分間の授業を行いました。アンケート結果より、動画やスマホの長時間利用が目立つことや、SNSを利用している児童も少なくなかったことから、「時間の使いすぎ」「SNSでのトラブル」の項目を中心に展開しました。

授業を進める中で、「自分も同じような経験がある」と児童が感じ、課題を自分のこととしてとらえ、主体的に学習してくれたと思います。グループでの話し合いでは、どのグループも真剣に話し合いをし、「自分たちが実際にできそうなこと」について意見を出し合っていました。

スライド資料を映しながら話を進める
事例をもとに意見を出し合う

<感想>

児童

  • 自分が思っていることと、友達が感じていることはちがうこともあるのだとわかりました。友達と話すときに、気をつけるようにしたいと思います。
  • 今までゲームをする時間を決めておらず、やりすぎてしまうことが多かったのですが、これからは時間を決めてやりすぎないようにしたいです。

教員

  • 資料がわかりやすく、児童の興味を惹きつけながら授業を進めることができました。一方的に教えるのではなく、児童が話し合いながら主体的に取り組めるように授業を進めたところ、児童が自分事としてとらえてくれたと思います。

SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る