公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット インターネットのトラブルが増えている中、高学年に情報モラルを指導

愛知県豊橋市立大崎小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『教材を持ち帰り、各家庭で話し合ってもらうことができる点がよいと思いました』

報告者
5年生担任 松浦先生
実施日時
2020年7月10日(金)
参加者
5年生児童 22名

<目的>

新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校対応などがあり、各家庭でインターネット環境を利用する機会が増えました。また、高学年となり、児童自身がインターネットを利用することや、SNS・ゲームなどを使用するケースが多くなってきています。そこで、情報モラルについて学ぶため、今回教材を利用しました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、学活の時間を使って45分間の授業を行いました。いくつか重点テーマをおいて指導しました。

・LINEなどのやりとりについて 保護者の監督のもと使用している児童が多く、トラブルになった経験のある児童はあまりいませんでした。やりとりのシミュレーションをしてみて、相手の気持ちを考えてから送信することの大切さがわかったようでした。

・写真のトラブルについて 写真は「相手の許可があれば撮っていい、送っていい」と考えている児童が多くいました。撮影された本人が、正しい判断で許可をできるかどうかが心配です。LINEのやりとりと同様、相手の気持ちを考える重要性について話しました。著作物の写真をアップロードをしてはいけないことも、教材に記載があったので説明しやすかったです。

・ネットやゲームの利用時間について 動画の資料があったので、ゲームなどのしすぎが生活の乱れなど悪循環につながるということが理解できたと思います。本校ではノーゲーム週間を設けており、その大切さについても触れました。

・知らない人とのやりとりについて 実際のニュースや事件の被害を例に挙げて紹介しました。インターネットでは簡単に嘘がつけるということや、個人情報を伝えることの危険性などについてわかりやすく紹介することができました。

意見を発表してもらいながら授業を進めました

<感想>

児童

  • ゲームは楽しいけれど、長時間やってはいけないということがわかりました。いつかスマホをもったときには、相手のことを考えて利用したいと思います。
  • インターネットの危険性についてはわかっていたつもりでしたが、くわしく知ることができました。慎重に利用していきたいと思います。
  • 自分が被害にあったらすごく嫌だなと思いました。個人情報の取り扱いには、気をつけなければいけないと思いました。

教員

  • スライドがわかりやすく、説明もついていて扱いやすい教材でした。児童向けにパンフレットがあり、家に帰ってから保護者といっしょに見て話題にできるところもよかったです。学校現場では日々多くのネットトラブルが報告されており、注意喚起をし続けていますが、保護者の多くは「友達とのトラブルは学校の先生たちに何とかしてほしい」という考えをもっているところがあります。しかし、実際教員がネット上でのトラブルを解決するのは難しく、スマホ・パソコンの利用については各家庭で保護者の責任のもと使用してもらう必要があることを感じました。

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