公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 各クラスでのインターネット教室で、活発に意見を交換

神奈川県横浜市立上瀬谷小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『楽しく学習できました。今後も継続的に指導していきます。』

報告者
児童支援専任 渡辺先生
実施日時
2020年7月31日(金)
参加者
4~6年生児童262名

<目的>

夏休み中に、SNSでのトラブルやネット犯罪に巻き込まれることがないよう、情報モラル教育を行いました。学校に届いた見本を見て、各クラスの担任が授業を進めやすそうな教材だと思い、活用することにしました。

<内容>

例年、電話会社の出前教室を利用して、4~6年児童を対象に、また保護者にも参加を呼びかけて体育館にて「スマホ・インターネット教室」を実施しています。しかし今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のために集合して指導することが難しく、各クラスにて担任が指導を行いました。4年生はまだスマホの保有率が低いため、今後スマホを持ったときのための基礎的な指導と、通信型のゲーム機について話をしました。5、6年生は、プログラムの資料を使用して、ゲーム形式で授業を進めました。身近で興味がある内容のためか、活発に意見を発表したり、意見交換をしたりしていました。ただ、頭では理解していても実際に行動に移せるかどうかは、今後の継続的な指導によるのではないかと思います。楽しく学習できたが、一人ひとりが自分事として考えられるようにこれからもプログラムを活用していきたいと思います。

スライド資料に沿ってテーマを投げかける
活発に意見を発表する児童


<感想>

児童

  • ゲームの課金などは、勝手にやってしまうと家の人に迷惑がかかるので、きちんと相談するようにします。(6年生)
  • 文字だけで会話するというのは、本当に言いたいことが伝わらない可能性もあり、難しいことだと思いました。(5年生)

教員

  • 講師用のシナリオがあったので、準備にかける時間があまりとれなくても授業を進めることができました。夏休み前の多忙なときだったのでとても助かりました。


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