プログラム活用事例
防犯 夏休み前に、児童の安全意識を高める指導を実施
愛知県豊田市立五ケ丘小学校
『自分の身は自分で守る、ということをしっかり伝えられました』
- 報告者
- 教務主任 太田先生
- 実施日時
- 2020年8月5日(水)
- 参加者
- 1・2年生児童 48名(各クラスにて担任が指導)
<目的>
本校は交通事故や不審者の少ない比較的安全な場所にありますが、子どもたちの危機意識を高めるため、防犯教材のプログラムを用いて、「自分を守る力」について考える授業を行いました。例年は夏休み前の集会で全校児童に対して安全指導を行っていますが、今年度は熱中症や感染症の危険を回避するため各学級にて行うこととしました。
<内容>
1年生、2年生の各クラスにて、担任がスライド資料を映しながら授業を行いました。「いかのおすし」の約束は、多くの児童が覚えていましたが、内容を忘れかけていた児童もおり、再確認するよい機会となりました。本校の児童はふだん、地域の見守りボランティア等大勢の目で守ってもらっているため、「自分で自分の身を守る」ということを意識することがあまりありません。しかし、一人でいるときは「知らない人とは距離をおく」「やさしい言葉をかけられても断る」「いざというときは逃げる・防犯ブザーを鳴らす」等、自分が持っている「あんぜんスイッチ」をオンにすることを学びました。
<感想>
児童
- ぼくの防犯ブザーはこわれていて鳴りません。家の人に言って、ちゃんと鳴るようにしてもらおうと思いました。
- いつも行く公園なら一人でも平気だと思っていたけれど、安全スイッチをちゃんとオンにしておきたいと思います。
教員
- 夏休み前に、ていねいに安全指導ができてよかったです。冊子を配付して保護者と一緒に読んでもらい、家庭でも話題にしてもらえるのもよいと思います。