公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット SNSやゲームでのトラブルなど、身近な問題を事例に指導

岡山県赤磐市立軽部小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『大事な項目ばかりで、継続的に指導するのにもぴったりです』

報告者
教頭 桑田先生
実施日時
2020年8月5日(水)
参加者
5・6年生児童 18名

<目的>

今回はスマホの基本的な使い方を指導しました。昨年度の5・6年生もこのプログラムで学習しており、6年生は内容が重複していますが、重要なことなので同じ内容をくり返し継続的に指導し、危険性をしっかり理解し、考えてもらうこととしました。

<内容>

メールでの言葉によるとらえちがいによるトラブル、ゲームによる生活習慣の乱れなど、本校でも身近な問題となっているテーマに重点を置き、児童に自分自身の生活に置きかえて考えてもらうようにしました。今後も継続して指導をし、今回の事例には出てこなかったトラブル事例なども扱いながら理解を深めていきたいと思います。

「花子はなぜ来なかったか?」についてみんなで考え,発表
授業の振り返りを書いた後、全体で共有した

<感想>

児童

  • ネットはいいところもあるけれど怖いところもあるので、しっかりとルールを決めて使いたいと思いました。相手の気持ちもよく考えたいと思います。
  • ネットは投稿したら、自分が消してもずっとどこかで残っているということがわかりました。ゲームやSNSに時間を使いすぎると、昼間眠くなったり勉強に集中できなくなったりするので、夜は遅くまで使わないようにしたいです。

教員

  • プログラムの講師用冊子はすぐに使えてよかったです。投影用のパワーポイントのスライドは,伝えたいことの要点がまとまっていて、キーワードも大きく書かれており,児童にとってわかりやすかったようでした。教材の中の事例もよく考えられていて、児童の身近に実際に起こっていることも題材になっており、「何で知ってるの?」と注意を惹いたようでした。

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