公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット SNSでのトラブルを未然に防ぐため、スマホとの上手な付き合いかたを指導

神奈川県川崎市立稲田小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『わかりやすい教材冊子で、児童も熱心に読んでくれました』

報告者
6年生担任 光岡先生
実施日時
2020年7月31日(金)
参加者
5・6年生児童 280名(各クラスにて担任が指導)

<目的>

スマホを使用している児童は半数以上いるにもかかわらず、使用のルールについて保護者と相談したり、正しい使い方を教わったりしたことはないようでした。そこで、SNSによるトラブルを未然に防ぐため、夏休みに入る前に高学年を対象にスマホの安全指導を行いました。

<内容>

講師用プログラムのスライド資料と、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を利用して、特別活動の時間に授業を行いました。冊子を配った瞬間、子どもたちは静かに見入っていました。授業では、実際に会って話すときの言葉と、メールで文字だけでやりとりするときの言葉との感じ方のちがいを話し合ったり、写真をSNSなどに載せることでどんなことが起こりうるのかを考えたりしながら、スマホとの上手な付き合いかたを指導しました。

<感想>

児童

  • 写真をSNSに載せることの怖さがわかりました。自分の情報がもれないように、気をつけようと思います。
  • 自分の家のルールと、友達の家のルールをお互いに知ることが大切だと思いました。友達ともっと仲良くなるために、SNSを上手に使いたいです。
  • ネット上で友達になっても、写真を送ったり、実際に会ったりしないほうがよいということがわかりました。

教員

  • 冊子を熱心に読んでいたので、子どもたちの関心が高いテーマなのだと思いました。SNSでのトラブルについては数多く聞くので、今回の授業で伝えたことが心に残り、少しでもトラブルを未然に防げたらという思いで授業を進めました。Q&A形式になっているところや、大きなイラストが入っているところなど、とてもわかりやすく見やすい資料で使いやすかったです。


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