公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 正しい判断と行動がとれるようスマホ安全を指導

埼玉県さいたま市立徳力小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『頭ではわかっていることも、今回の授業をきっかけにできるようになってもらいたいです』

報告者
6年生担任 阿部先生
実施日時
2020年7月29日(水)
参加者
6年生児童 33名

<目的>

「夏休みの過ごし方について」の指導の一つとして活用しました。夏休みはスマホやタブレットなどを使う時間が増えるので、安全に健康的に過ごせるよう、具体的に事例を紹介しながら指導しました。

<内容>

ガイドブックに載っている事例を1つずつ取り上げ、児童の実生活や実体験と結びつけながら指導しました。できるだけ児童にとって身近な話題につなげることで、自分事としてとらえられるようにしました。スマホやタブレットは便利な反面、まちがった使い方をすると大変危険であるということは、児童も頭では理解しているようでした。しかし、知識をもっていることと、実際に危険を回避して正しく使えることは別です。正しい判断と行動がとれるよう、今後も継続的に話題にし、保護者と連携して指導していきたいと思いました。

事例をもとに、日ごろの自分の生活を振り返る児童
教室での授業のようす


<感想>

児童

  • 「何で来るの?」という文字で、誤解が生まれてしまうことを知りました。直接会って話せば、相手の顔や雰囲気で言いたいことが伝わるけれど、文字だけだとうまく伝わらないことがあるので気をつけたいと思いました。
  • ついついゲームをやり過ぎてしまうことが多いので、自分でルールを決めて節度をもって楽しみたいと思いました。

教員

  • 具体的で身近な事例が多く、子どもたちは自分事として考えやすかったように思います。


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