公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 不安のあったネットモラルについて、時間をとって指導

福岡県 北九州市立折尾東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『ワークシートもついていて、児童も授業の流れがわかりやすかったようです』

報告者
5年生担任 鶴岡先生、秋山先生
実施日時
2020年8月5日(水)
参加者
5年生児童 47名

<目的>

例年は規範意識育成の授業の中で7月にインターネットの安全指導行っていましたが、今年は感染症拡大防止のため、外部講師をお呼びしての学習ができなかったので、このガイドブックを使用して学習させていただきました。SNSに関わるトラブルが身近なものとなっており、今後のインターネット使用モラルにも不安があることから、ガイドブックを使って指導することとしました。

<内容>

講師用プログラム(15分版)を使用して、道徳の時間に40分の授業を行いました。特にトラブルになりやすい、「その言葉、正しく伝わる?」のテーマでは、子どもたちに相手の言葉を自分ならどう受け取るかを考えさせ、「スマホを手放せなくなっていない?」のテーマでは、時間を決めて使っているか‽食事のときもいつもスマホを自分のそばに置いていないか?など問いかけました。

子どもたちはルール作りの大切さに気づきました。家に帰ってから、ガイドブックの最後のページに掲載されている「スマホのルール」について、保護者と話し合って決めてくるように話しました。スマホを持っていないJ児童には、今後持つとしたらどのようなルールにするかを考えてもらいました。

教室にて、話を聞く児童たち


<感想>

児童

  • メールより電話、電話より直接会って自分のことを伝える大切さがわかりました。インターネットの中にはうその情報もあるので、注意しなければいけないということがわかりました。
  • メールやインターネットを使うときは、1日1時間くらいにしようと思います。メールでは、友達とけんかにならないように言葉づかいに気をつけようと思いました。インターネットで知り合った人から「会おうよ」と言われても、断るようにします。もしSNSでわからないことがあったら家の人に相談します。

教員

  • ワークシートもついていたので、子どもたちも授業の流れがわかりやすかったように思います。ワークシートは自分のクラスの実態に合うものを選んで使用しました。


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