プログラム活用事例
ネット スライド、冊子、ワークシートのセットで、スマホ安全指導を担任が実施
愛知県 名古屋市立中島小学校
『子どもに身近な事例が豊富。女子児童もとても共感していました』
- 報告者
- 教務主任 蒲原先生
- 実施日時
- 2020年7月17日(金)
- 参加者
- 5年生児童 27名
<目的>
毎年この時期には、学校独自の「中島っ子の夏休み」という夏休みの生活の約束を一覧にしたものを使い、「スマートフォン・インターネットの安全な使い方」について指導しています。今年度は5年生のクラスで、担任が学級活動の時間を使って、夏休み前の生活指導としてベネッセこども基金の講師用プログラムを活用しました。
<内容>
本校では日頃から、各クラスで書画カメラ等のICT機器をよく活用しています。今回は、「スマートフォン・インターネット安全教室」のパワーポイントのスライド資料に沿って授業を展開しました。
「その言葉、正しく伝わるかな?」の教材を活用し、児童が実際にスマートフォンを使用している場面と比較させながら、メールで意図を伝えることの難しさを考えさせることができました。
パワーポイントの資料や、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」は大変使いやすく、参考になりました。また、「ふり返りシート」もついていたのがありがたかったです。
<感想>
児童
- スマホやゲームを使う時間を決めるようにします。
- メールを送る前に、誤解されないように文を確認しないと大変なことになるので、気をつけたいと思います。
- メールをするときは思いやりをもって、相手が悲しんだり怒ったりしない内容か、返信する前に何度も読み返すようにします。
教員
- いろいろなテーマの中から、児童の実態に合ったものを選べるのが良かったです。どの事例も児童に身近なものになっていて、自分事としてとらえさせることができました。特に「③その言葉、正しく伝わる?」は、女子児童からの共感が多く、返事が来なくなった理由、どのようなことに気をつけたらよいかなど、具体的に考えることができました。また、発問やそれに対するまとめがわかりやすく、プリントやふり返りシートも要点をおさえて記入できていました。