公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット ゲームのやりすぎについて時間をとって議論

千葉県 千葉市立千草台東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『小学生にとてもわかりやすい教材になっています。』

報告者
5年生 担任の先生
実施日時
2020年7月30日(金)
参加者
5年生児童 22名

<目的>

最近、通信機能のあるゲーム機の使い方について保護者から相談を受けることが多くなってきました。また、スマートフォンを所有する児童も増えてきたことから、夏休みに入る前にスマホや通信ゲームの使い方について指導することにしました。

<内容>

学活の時間を使って、投影用スライドとシナリオに沿って45分版の授業を実施しました。ゲームのやりすぎに関する内容は、身に覚えのある児童も多く、教材の動画を興味深く見ていました。ゲームやスマホの使用時間について指導したいと考えていたので、時間を多めにとって話し合いを行いました。

また、インターネットでの出会いについても自由に討論させたところ、子どもたちなりに考えた意見が多く出てきました。最後に、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を活用して家の人とルールを決めるように促し、授業を終えました。

講師用プログラムを使った、授業のようす
自分の考えを書く児童


<感想>

児童

  • 心に残ったのは、ゲームの使い過ぎについてです。自分もたまにやりすぎてしまうので、気をつけて使います。また、インターネット上の知らない人とは、会ってはいけないことが改めてわかり、もっと気をつけて使おうという気持ちになりました。
  • ルールが守られているかいないかによって、スマホやインターネットを安全に使えるかどうかも変わるということがわかった。

教員

  • スマホやインターネット使用のルールについて、具体的な場面を示しながら伝えることができました。小学生にとって、とてもわかりやすい内容になっています。問題点について話し合うことで、自分のこととしてより深く考えることができました。


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