公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 プログラムからテーマを抜粋し、数回に分けて安全指導を実施

大阪府 泉南郡岬町立多奈川小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『1学期の終業式、夏休み明け、2学期の終業式と、少しずつ継続的に指導を進めています』

報告者
生徒指導担当 南先生
実施日時
2020年8月17日(月)
参加者
全校児童 58名

<目的>

1学期の終業式に生活指導として、命を守る安全の話をしました。夏休みが明けましたが、短縮授業の期間中も放課後の安全に十分気を付けて生活する必要があるため、終業式での指導に続く形で「子どもの安全教室」を実施しました。例年は駐在所の警察官の方が安全のお話をしてくださいますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とし、プログラムを使用しての指導となりました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、15分間の指導を行いました。安全パワーアップ教室のプログラムから、「ひとりにならない」、「安全スイッチ」、「周りをよく見る、よく聞く」、「さわられない、つかまれないきょりをとる」、「知らない人に誘われたら、『できません!』と断る」の話を取り上げました。

実践として「だるまさんがころんだ」のワークを取り入れたり、教師二人で寸劇を交えながら「できません!」の練習をさせたりもしました。また、実物の安全スイッチを用意したところ、興味をひきつけることができました。安全スイッチは今後の生活指導の話にも使う予定です。残りの内容は、2学期の終業式に取り上げます。

<感想>

児童

  • 一人のとき、安全スイッチをおして自分の身を守りたいです。家のドアのカギをしめるようにします。
  • 一人にならないように気をつけています。
  • 知らない人に声をかけられたら、大きな声ではっきり「できません」と言うことがわかりました。


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