公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 3~5年生の学年特性に合わせてネットモラルを指導

神奈川県 川崎市立白幡台小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『どの学年も、家庭でのルールをしっかり確認するようにしました。』



参加者
3~5年生児童 147名


<目的>

学年別に指導を実施しました。
3年生はまだスマホやパソコンを家庭で使用したことのない児童が多く、今後使用するときのために教材を活用して学習しました。
4年生ではスマホでゲームやLINEを使用する児童が増え、生活リズムが崩れてきている児童もいるため、スマホを使う際のルールを指導。
5年生になると自分のスマホを持つ児童も増え、保護者の知らないところでのトラブルも起こりがちになるため、スマホを使用するにあたっての注意点やSNSのトラブルについていま一度確認することを目的としました。

<内容>

3年生の授業では、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」をもとに、主に4コマ漫画の部分を活用しながら、スマホやパソコンの使用時間や使用ルールについて話し合いました。文字だけでのコミュニケーションをする際に起こりがちなトラブルについても確認しました。

4年生の授業でも、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使い、スマホやパソコンの使用時間や使用ルールについて話し合いをしました。1時間以上オンラインゲームをするというケースもあり、夜更かし、生活リズムの崩れにつながってしまいます。使用時間やオンライン上のコミュニケーションのとり方について、保護者ともルールを確認してもらいました。

5年生の授業では、道徳の授業で「言葉」について考える際に、副教材として冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使用しました。NHK for schoolの番組も視聴し、インターネット上での言葉のトラブルについて考えました。5年生でも、家庭でのルールを確認するようにしました。

<感想>

児童

  • スマホなどを使用する時間を決めることが大切だと思いました。(3年生)
  • LINEやインターネット上でのやり取りをするときは、言葉を考えたうえで発信することが大事だと気づきました。(4年生)
  • 自分だけの判断で課金をしてはいけないとわかりました。また、画面の先にも人がいることを踏まえた言動をすることが大事だと思いました。(5年生)


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