公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット SNSのモラルについて考え、話し合う授業

大阪府 岬町立淡輪小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『誤解が生まれやすいメール文面について、実感したようです』

報告者
6年生担任 中塚先生
実施日時
2020年8月5日(水)
参加者
6年生児童 29名

<目的>

携帯電話使用のモラルについては、6年生の1学期に企業の方に来てもらって学習をすることになっていましたが、今年度は新型コロナウィルスの影響により実施ができませんでした。夏休みを迎えるにあたり、SNS使用のモラルに不安があったため、クラスにて時間をとって指導することとしました。

<内容>

総合的な学習の時間を使って、講師用プログラムに沿って45分の授業を行いました。

「①SNSのトラブル」の話では、「なんで来るの?」という一文には多くの児童が「ひどい!」という反応を示しました。交通手段のことを聞いたのだという意味でとった児童はほとんどいませんでした。もし自分だったら同じように対応してしまうだろうと感じた児童が多かったポイントです。

動画の教材もあったので、児童はイメージをしながら集中して見ることができていました。

熱心に意見を出し合う児童たち

<感想>

児童

  • 私もゲームの時間を守れないことがよくあります。時間をうまく使えるように自分の生活を振り返ってみないといけないと思いました。
  • SNSのやりとりでは誤解が生まれやすいということを知り、これから自分が使うようになったときにはよく考えてメッセージを送らないといけないなと思いました。
  • 何か困ったことがあったときは、自分で何とかしようとするのではなく、先生や家族にきちんと相談しようと思いました。

教員

  • パワーポイントのスライド資料を使った指導は、児童にもわかりやすかったようです。一方的な教え込みではなく、問いかけをしたり、話し合いをしたりと、さまざまな活動があったので飽きずに最後まで集中して取り組むことができていました。


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