公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 交通安全といっしょに防犯教室を行い、「身を守る」大切さを伝えました

青森県 青森明の星短期大学付属幼稚園

子どもの安心・安全を守る活動

『助けをもとめる実践練習なども交えて行いました。』

報告者
PTAベルマーク係 櫻井様
実施日時
2020年9月9日(水)
参加者
3歳児~年長クラスの園児32名、教職員9名

<目的>

幼稚園で、市の職員の方を招いての交通安全教室が行われることになっていたので、それに合わせて教材を活用したいと思い、申込みをしました。昨年もこちらの教材を使ったのですが、わかりやすいと好評だったため今年も活用させていただきました。

<内容>

クラスごとに冊子を配布し、担任の先生から内容を説明していただきました。交通安全教室では、おもに信号や標識の見方、横断歩道の渡り方など交通ルールを教わり、自分の身の守り方を学びました。それに合わせて「子どもの安全・安心ハンドブック」を活用し、防犯についてもいっしょに学ぶ機会としました。少人数だったのでパワーポイントは使用せず、投影用のスライド画像を印刷して、子どもたちがふだん親しんでいる紙芝居の形にして使用しました。教員が不審者役になり、逃げたり、「助けて」を言ったりする実践練習を行ったところ、子どもたちも関心を持って取り組んでいました。

「交通安全教室」交通安全指導員の方に標識の見方を教わる
「交通安全教室」横断歩道を渡る練習
「子どもの安全教室」自分の身を守る方法を真剣に聞く子どもたち
「子どもの安全教室」不審者から逃げる練習

<感想>

児童

  • 家で一緒に冊子を読みました。小さい子どもにもわかりやすく、絵を見ながら親子で防犯について再確認できました。(年中クラス)
  • 来年1年生になるので、ランドセルに防犯ブザーをつけて危険な事があったら鳴らそうと思いました。ブザーは大きな声を出す代わりになることがわかりました。(年長クラス)

教員

  • 講師用のシナリオがとてもわかりやすくて参考になりました。それをもとにアレンジし、子どもたちによりわかりやすく伝えることができたと思います。話を聞くだけではなく、実践練習で声を出し、体を動かすことで理解が深まったようです。


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