プログラム活用事例
ネット SNSを使うときの問題点とその対策をじっくり議論
大阪府 枚方市立開成小学校
『ガイドブックの事例の中から、自分たちに身近だと思うテーマを選んで討議しました』
- 報告者
- 5年生担任 白井先生
- 実施日時
- 2020年10月7日(水)
- 参加者
- 5年生児童 30名
<目的>
児童たちは昨年度情報モラルの授業を受けていますが、最近YouTubeだけでなく、tiktokやインスタグラムなどの言葉が教室でも聞こえるようになっています。スマートフォンを通じての児童間のトラブルも身近な問題になってきているため、今回改めて指導しました。
<内容>
「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使って45分間の授業を実施しました。ガイドブック内のQ1~Q11までを熟読し、グループごとに自分たちの最も身近にあるQはどれかを、選びました。次に、選んだQの対応として自分たちができることはどんなことなのか、具体的に考えを出し合い、その内容をクラス全体で発表しました。
発表後には、実際にあったスマホトラブルの事案を聞き、その問題の原因はどこだったのかを考え、意見交換しました。最後に、ガイドブックの最終ページにある「わが家のスマホルール」をお家の人と一緒に話し、決めましょうと促しました。授業のようすは、写真をGoogleクラスルームにアップし、おうちのかたにもスマホルール作成への協力を呼びかけました。
<感想>
児童
- スマートフォンは使っていて楽しいけれど、危険なこともたくさんあるとわかりました。そして今はLINEは家で禁止されているけれど、中学校になったらたぶん使うので、きちんとルールを決めて使おうと思いました。今日学習したことをしっかり覚えておこうと思います。
- 課金や著作権は本当に取り扱いが危険だから、家の人と相談しないといけないと思いました。
- メールなどのトラブルにならないよう、家でしっかりルールを決めて使うことは大切だなと改めて思いました。朝はあまり触らないようにしているけど、ほかにも決めないといけないルールがあれば決めて使っていけたらいいと思いました。