プログラム活用事例
ネット クイズ形式でネットトラブル防止について学習
埼玉県 深谷市立榛沢小学校
『必要な資料やシナリオがセットになっていて、これだけですぐ授業ができます。』
- 報告者
- 生徒指導主任 林先生
- 実施日時
- 2020年9月25日(金)
- 参加者
- 4年生児童 34名
<目的>
毎年1~2回は外部講師を招いて非行防止教室等を行っていますが、今年はコロナなどの影響で開催できなかったため、文部科学省の動画を利用して、夏休み前に学級担任がネット(ゲーム)依存症について指導をしました。 2学期に入り、情報モラルやマナーの重要性について全学級で再度指導をすることになり、4年生以上についてはベネッセこども基金の教材を活用してネットトラブル防止についての理解を深めました。
<内容>
講師用プログラムに沿って45分間の授業を実施。パワーポイントを使って場面によってはクイズ形式(○×形式)で考えさせていきました。スマホや携帯電話は便利ですが、正しい使い方をしないと危険であることや、困ったときにはすぐに大人に相談するのが大切であることなどがわかったようです。教材の冊子は週末に家庭に持ち帰り、最後のページにある「わが家のルール」をおうちのかたと相談して、週明けに提出してもらうこととしました。
<感想>
児童
- この授業を受けて、ネットで知り合った人と勝手に会わないということが心に残りました。いくらメールで仲良くなっても、ネットは簡単にうそをつけるので会ってはいけないんだなと思いました。
- 私は、何かあると大変なのでタブレットやキッズケータイをやるときは大人の人と一緒にやっていきたいと思いました。
- 課金をしたいと思ったときや、知らない人から会おうと言われたときは、親に相談しなければといけないとわかりました。また、ケータイを見るときやゲームをするときは、時間を決めてやることが大切なんだとわかりました。
教員
- パワーポイントの資料と講師用のシナリオがあり、すぐに指導にあたることができました。資料は持ち帰って家庭でも読み返してもらい、わが家のマイルールを決めて後日提出させ、活用することができました。今回の資料はパワーポイントやふり返りカードもセットでありシナリオもついていましたので、他の学年クラスでも同様に時間を取って担任が指導することができました。