プログラム活用事例
防災 「防災・安全の学習の時間」を使って全校に指導
宮城県 仙台市立七郷小学校
『本校が独自に取り組んでいる「防災・安全の学習」の内容にぴったり合っていました。』
- 報告者
- 研究主任 齋藤先生
- 実施日時
- 2020年11月25日(水)~12月2日(水)
- 参加者
- 全校児童 732名(各クラスにて指導)
<目的>
学校回覧でベネッセこども基金の教材のことを知り、本校の「防災・安全の学習」の指導に適していると思い、申し込みました。1~6年生および特別支援学級の各クラスにおいて、学活の時間、または本校が独自に取り組んでいる「防災・安全の学習」の時間に指導を実施しました。上の学年ほど情報モラル学習の方に比重を置き、防犯の冊子は確認する程度に読みました。
<内容>
【1年生】
児童と一緒に冊子を読み、クイズ形式で確認。読み仮名がない部分があり,1年生には少し説明が難しいところもありました。動画の視聴時間については日頃から課題を感じており、どれくらいの時間が適切かをみんなで考えました。
【2年生】
スマホの冊子はクイズに答えさせながら読み進めたところ、楽しく取り組んでいました。ネットにはつなげていない家庭がほとんどで、ルールについてもよく理解している様子でした。防犯の冊子は「当たり前!」という感じで納得しながら読み合わせをしました。
<内容>
【3年生】
1つ1つのクイズに挙手させながら読み進めました。スマホ利用時のルールについてはよく知っている様子でしたが、具体的な場面を例示すると、危険なことにつながる行為も含まれていて、もっと注意をしなければいけないと感じた児童もいたようです。身近な内容でわかりやすかったです。
【4年生】
クイズに答えながらみんなで考えていきました。心当たりがいろいろあるようで、自分の行為がどのような危険に結びついているか考え、真剣に取り組んでいました。ほとんどの児童が家庭でスマホ使用のルールを決めて、それを守っているようでした。
<内容>
【5年生】
6月に一度コンピューターリテラシーについて学んでいるので、以前学んだことを今も守れているか教材の冊子を活用しながら確かめていきました。最終ページの家庭でのルールについては、学級全体でも考える時間をとりました。
【6年生】
コンピューターリテラシーについて日ごろから課題を感じているので、12月下旬の学年保護者会で取り上げる予定です。児童との読み合わせはその後に行う予定です。
【特別支援学級】
様々な学年の児童が在籍しているので、実態に合わせて指導しました。保護者にも周知し、ネットを利用している児童については、家庭でも見守っていただくようにお願いしました。