公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 掃除後の時間にできる、15分版のプログラムを活用

長野県 大町市立大町南小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『子どもたちがインターネットを実際に使うときに役立つ内容だと思います。』

報告者
3年生担任 石田先生
実施日時
2020年11月26日(木)
参加者
3年生児童 23名

<目的>

スマホやタブレットにふれる機会が多いこの時代。さらにギガスクール構想により、学校現場では児童に1人1台のタブレットが渡されます。高学年だけでなく低学年のうちからスマホ・タブレットのルール・マナーについて学習が必要となってきます。小学生でも安全に使えるようにするための指導をしたいと思い、教材を申し込みました。

<内容>

講師用プログラム15分版に沿って、掃除の後のモジュールの時間を使って15分間の授業を行いました。Q1~Q11のスライドを見せながら1つ1つ「こういう場合はどうする?」と投げかけたところ、たくさんの発言が出ました。スマホを持っていない子が多かったですが、今後持った場合のことを想定して、自分事として考えるように促しました。反応を見ると、頭ではわかっている様子。それが実際の場面になった時にどう対処できるかですが、こうやって学習して知っているのと知らないのとでは全然ちがうのかなと思いました。

「本屋の雑誌をスマホで写真に撮ってアップしていいか」という質問に隣の子と意見交換している場面
授業の振り返りを書いている場面

<感想>

児童

  • スマートフォンは便利な物だけど、使い方を間違えると大変なことになることがわかりました。
  • スマートフォンでいろいろなことをするのは楽しいけれど、こわいこともたくさんあることがわりました。
  • これからスマホやタブレットを使うようになったら、勝手に写真を撮ってはいけないことなどを理解しました。

教員

  • スライドやプリント、冊子等がついているので、授業をしたり復習をしたりするのに大変ありがたかったです。スライドがあるおかげで授業がしやすかったです。


SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る