公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット スマホを持ち始める前からの指導が効果的

神奈川県 横浜市立富士見台小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『身近な事例がたくさんあり、児童も「あるある!」と言っていました。』

報告者
児童支援専任 荒井先生
実施日時
2020年12月上旬
参加者
3年生~6年生児童 約460名

<目的>

インターネットについてのトラブルが身近な問題となってきており、いま一度使い方について考えたいと思っていたところに、学校へ教材案内が届き、現状の課題に合っていると考えたため、こちらを活用して指導することにしました。

<内容>

5,6年生はスマホをもっている児童も増えているため、12月上旬に授業の時間に教材の冊子とパワーポイントを用いて学習しました。授業の中で児童に自身の行動を振り返ってもらうとともに、冊子を家に持ち帰って保護者とも相談してもらうようにしました。

5、6年生の授業の様子

3,4年生はまだスマホを持っていない児童が多いため、スマホを買い与える前に家族で考えてもらえるよう、保護者のかた向けに配布することにしました。スマホ等を持ち、トラブルが起こってからルールを厳しくするのは難しいと感じていたので、特に4年生の保護者のかたには面談で直接お渡しすることにしました。

<感想>

児童

  • 自分が経験していることもあったけれど、知らないこともありました。写真は特に気にせず友達に送っていたので気をつけて楽しく使っていきたいです。

教員

  • 子どももとっつきやすい資料だと思いました。見ながら「あるある。」という声も聞こえてきて子どもたちにとっては現実的な問題なのだと改めて感じました。

保護者

  • 習い事で遅くなるのでスマホを持たせようと思っていましたが、もう少ししっかり考えたいと思います。自由に使わせてしまった後でルールを決めるのは難しいだろうなと思いました。


SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る