公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 県警のビデオと併用し、45分間の情報モラル指導を実施

広島県安芸郡 府中町立府中中央小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『児童のネット利用の現状を話してもらうことで、自分事としてとらえさせることができました。』

報告者
5年生担任 藤原先生
実施日時
2020年12月17日(木)
参加者
全校児童

<目的>

例年、学校全体で犯罪防止教室を実施しています。今年度は感染症拡大防止のため各学級での実施となりました。愛媛県警作成のネットモラルについてのビデオとともに、具体的な場面と結びつけるための資料として教材を活用した。

<内容>

①学習内容を知る。(5分)
②動画を見る。愛媛県警作成「ネット上での悪口被害」(10分)
「初めてのスマホ安心ガイドブック」を読み、話し合う。(20分)

ガイドブックを読み、話し合いのテーマについて考える

「初めてのスマホ安心ガイドブック」の中で、特に自分にとって身近な例と、そこに潜む危険についてペア・グループ・全体で共有する。

話し合いをまとめた板書

④学習のまとめをし、感想を書く。(10分)

授業を振り返り、ワークシートに記入

<感想>

児童

  • 自分がインターネットに書いたことは消せないので、ちゃんと考えなければいけないと思いました。
  • 知らない人と通信したり会ったりしないということや、相手を勘違いさせることはしてはいけないということがわかりました。
  • 自分はまだスマホを持っていませんが、持つことになったら必ず「マイルール」を決め、何かあったらすぐ家の人に相談したいと思います。

教員

  • スマホや携帯を持っている児童の数を把握したり、それぞれがどんな利用の仕方をしているか具体的に話をさせたりすることで、自分にとって大切なことだと実感させることができたと思います。


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