公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 15分版の講師用プログラムでネット利用について指導

宮城県 登米市立新田小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『クイズ形式の教材が、子どもたちに好評でした。』

報告者
高橋先生
実施日時
2020年12月23日(水)
参加者
5年生児童 26名、6年生児童 20名

<目的>

各学年,スマホの保有率は低いものの,ゲーム機を介してのインターネット利用率は高く,安全教育が必要だと考えていました。正しく安全なインターネットの利用のしかたを学習できる教材がないかを探していたところ,ベネッセこども基金のパンフレットを見つけ、利用することにしました。感染症拡大防止の観点から、指導は講師用プログラムを使用して各教室にて行いました。

<内容>

講師用プログラム(15分版)のパワーポイントを使って授業を行いました。初めにスライドを見てから、冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を読みながら解説を加え,ポイントを確認していきました。冊子は説明がとてもわかりやすく,子どもたちも集中して学習に取り組むことができました。インターネットの正しい使い方や安全な使い方,ネットモラルについて考えることができたようです。特にクイズ形式での構成は子どもたちに好評でした。

5年生の授業。冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を活用。
6年生の授業。講師用プログラム(15分版)を活用。

<感想>

児童

  • 今回の授業で,周りの人に迷惑をかけないインターネットの利用のしかたや,ゲームの時間を守ることの大切さなどを考えることができました。(5年生)
  • 言葉一つで相手を傷つけてしまうことがあることがわかりました。ボイスチャットなども利用することがあるので,言葉の使い方に気をつけていきたいと思います。(6年生)
  • クイズの後半の内容は、自分にもあてはまる部分が多かったので,今日気づいたことを忘れないようにしたいです。(6年生)

教員

  • 例年は携帯電話会社の方を外部講師として招いてネットモラルに関する学習を行っていましたが,今年度は実施が難しかったのでこちらの教材で必要な内容を指導することができてよかったです。


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